【会計士が解説】公認会計士予備校CPA会計学院の料金・評判は?
こんにちは、公認会計士のまるめがねです。
公認会計士の予備校を調べていると、必ず名前が挙がるのが CPA会計学院 です。
「料金はどれくらい?」「評判は本当にいいの?」――気になっている方も多いと思います。
この記事では、現役の公認会計士の視点から、CPA会計学院の 料金・コース・評判・メリット・デメリット を正直にレビューします。
なお、予備校全体を比較した記事もあります。「そもそも他校と比べてどうなの?」という方は、あわせてどうぞ。
CPA会計学院とは
CPA会計学院は、公認会計士試験に特化した資格予備校です。近年、合格者シェアでトップに立ち、いま最も勢いのある予備校として知られています。
令和7年(2025年)の公認会計士試験では、合格者1,636名のうち1,092名がCPA会計学院の受講生。実に**合格者の66.7%**を占めています。
出典:CPA会計学院 公式サイト
通学(校舎)とWeb通信の両方に対応しており、全国どこからでも受講できます。
CPA会計学院は公認会計士試験に特化した予備校で、令和7年は合格者の66.7%(1,092名)を占めるシェアNo.1。通学・通信の両方に対応している。
CPA会計学院の料金・コース
CPA会計学院には学習開始時期に応じて多くのコースがありますが、初学者の主軸となるのは次の2つです(通学・一般・一括払いの税込価格)。
| コース | 特徴 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 2年スタンダードコース | 2年かけてじっくり(大学・仕事と両立しやすい) | 80万円 |
| 2年速習コース | 1年目での合格も狙える(未達でも2年目までサポート) | 82万円 |
速習コースは、わずか2万円差で1年早い合格に挑戦でき、もし届かなくても2年目までサポートが続く「保険つき」の位置づけです。
料金で知っておきたいポイント
- 大学生協などの割引:大学生は割引価格で受講できます(例:2年スタンダードは80万円→約76万円)。大学生にとっては地味に大きい差です。
- 合格返金制度:速習コースで1年目に合格できた場合、不要になった2年目分の受講料の一部が返金されます。早く受かるほどお得になる仕組みです。
- 支払い方法:一括のほか分割払いも選べます。
- コースの種類:上記のほか、1年・1.8年コースや、通信併用コースなどもあります。学習開始時期や使える時間に合わせて選べます。
※ 料金・コース内容は変動します(記載は2026年1月時点)。最新の正確な情報は、必ずCPA会計学院 公式サイトでご確認ください。
初学者の主軸は 2年スタンダード(80万円) と 2年速習(82万円)。速習は2万円差で1年前倒しに挑戦でき、1年目に合格すれば返金制度で実質割安にも。大学生は生協割引でさらに安くなる。
料金は高い?コスパはどうか
「CPAは高い」というイメージを持つ方もいますが、他校の同等コース(2年・初学者向け)と並べてみると、印象は変わります。
| 予備校 | 2年・初学者標準コース(税込) |
|---|---|
| CPA会計学院 | 80万円 |
| 資格の大原 | 80万円 |
| TAC | 77万円(+入学金1万円) |
| クレアール | 43.2万円 |
| LEC | 34.8万円 ※ |
| スタディング | 12.4万円 ※ |
※ LEC・スタディングの料金は、短答式に一度で合格する前提のもの。再受験する場合は追加費用がかかります(LECは+22万円、スタディングは+約10万円)。
こうして並べると、CPA・大原・TACの大手3校はほぼ横並び。つまり、CPAが大手の中で特別高いわけではありません。料金が安いのは、通学の校舎を持たない通信特化のクレアール・LEC・スタディングです。
では、安い通信特化校を選べばいいのかというと、ここは慎重になってほしいところです。
公認会計士試験は 相対評価。合格者シェアが高い予備校=多くの受験生が使う教材・答練で学べる、ということが合格に直結します。安さだけで選んで合格が1年遅れれば、その間の機会損失(働いていれば得られたはずの収入)は数百万円規模。「安さ」より「確実に合格できるか」で選ぶほうが、結果的にコスパは良くなる というのが私の考えです。
CPAの料金は他の大手よりやや高めとされる。ただし相対評価の試験では「合格者シェアの高さ」が合格に直結するため、安さより合格しやすさで選ぶほうが、長い目で見たコスパは良い。
CPA会計学院の評判・口コミ
CPA会計学院について、よく聞かれる評判を、現役会計士の視点で整理します。
良い評判
- 合格者シェアNo.1という安心感:多くの合格者が選んでいる事実は、それ自体が大きな信頼材料
- 教材・テキストの質が高い:図解が豊富で分かりやすいと評判
- 講師陣が充実:実力ある講師が揃っている
実は、私が所属する会社にも、会計士試験に向けて勉強している方が数名いるのですが、全員がCPA会計学院の受講生です。「最近の受験生はCPA」という流れは、周囲を見ていても実感します。
また、CPAには他の予備校から実力ある講師を引き抜く動きがあり、有名講師が集まりつつあるように見えます。特にこだわりがなければCPAをすすめる、というのが私の正直な感覚です。
気をつけたい評判
- 料金がやや高め(前述)
- 人気ゆえに「みんなが選ぶから」で安易に決める人もいる(自分に合うかは要確認)
CPAの評判は「シェアNo.1の安心感・教材の質・講師の充実」が中心。私の周囲で勉強中の方も、全員CPAの受講生。一方で料金の高さは気にする声もある。最後は自分の学習スタイルに合うかで判断を。
CPA会計学院のメリット
現役会計士から見た、CPA会計学院の主なメリットを整理します。
- 合格者シェアがトップ:多数派と同じ土俵で対策できる(相対評価で有利)
- 教材の完成度が高い
- 講師・サポート体制が充実
- 通学・Web両対応で、ライフスタイルを問わない
CPA最大のメリットは合格者シェアNo.1。教材・講師・サポートも高水準で、通学/Web両対応。「今、最も無難に選べる予備校」と言える。
CPA会計学院のデメリット・注意点
良い面だけでなく、正直に注意点もお伝えします。
- 料金がやや高め:費用を最優先するなら、他の選択肢も検討の余地あり
- 受講生が多く、講師の目が届きにくい面はありそう:これだけ受講生が増えると、一人ひとりへのきめ細やかな対応は物理的に難しくなる
- 「シェアNo.1だから」で思考停止しない:人気校でも、合格するのは結局「本人がやり切れるか」。予備校は手段であって、入れば受かるわけではない
個別対応のきめ細やかさを最優先するなら、規模の小さい予備校のほうが合う可能性はあります。ただ、CPAもオンラインで個別相談を予約できるなど、個別対応の仕組み自体は十分に整っている印象です。
CPAのデメリットは料金の高さと、受講生の多さゆえに講師の目が届きにくい可能性(ただし個別相談などの仕組みは整っている)。また、どんな人気校でも「入れば受かる」わけではなく、合格を決めるのは本人の継続。
CPA会計学院はどんな人に向いているか
ここまでを踏まえ、CPA会計学院が向いている人・そうでない人を整理します。
向いている人
- とにかく合格可能性を最優先したい人
- 多数派と同じ環境で安心して学びたい人
- 料金より「確実性」を重視できる人
他校も検討していい人
- とにかく費用を抑えたい人(通信特化の予備校なども選択肢)
- すでに特定の講師・予備校に強いこだわりがある人
合格可能性を最優先するならCPAが第一候補。一方、費用最優先なら他校も検討の余地あり。迷ったら、合格しやすさで選ぶのがおすすめ。
まとめ
CPA会計学院について、現役会計士の視点で料金・評判・メリット・デメリットを見てきました。
- 令和7年は合格者シェア66.7%でNo.1の実力
- 料金はやや高めだが、相対評価の試験では「シェアの高さ」が合格に直結
- 教材・講師・サポートも高水準で、通学/Web両対応
- 「入れば受かる」わけではなく、最後は本人の継続次第
総合すると、いま公認会計士を目指すなら、CPA会計学院は最有力候補だと言えます。料金や学習スタイルと照らし合わせ、納得して選んでください。